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革新と共感の力 — 日本ポリグルと小田兼利先生の社会貢献の軌跡

世界には、いまだに安全な飲料水を手にできない人々が数多く存在しています。この普遍的な課題に、情熱と革新で立ち向かう企業が日本ポリグル株式会社です。そして、その礎を築いたのが、小田兼利先生です。彼の歩みは、技術革新と社会貢献がいかに融合できるかを示す輝かしい証しです。

小田先生の物語は、科学と人道的使命が交わる場所から始まります。彼は世界有数の理工系大学であるカリフォルニア工科大学で博士号を取得し、深い科学的知識と探究心を育みました。しかし、彼の人生を決定づけたのは、研究室の中ではなく、現実社会の厳しい現場でした。それは1995年の阪神淡路大震災です。この未曾有の災害は、多くの命を奪い、都市機能を麻痺させました。特に深刻だったのは「水不足」。被災地では、泥水や汚染水に苦しむ人々の姿が広がっていました。この光景を目の当たりにした小田先生は、「誰もが安全な水を手にできる世界を作りたい」と強く誓ったのです。

その後、小田先生は日本の伝統食品である納豆に着目しました。納豆の粘り気のもととなる「ポリグルタミン酸」に、水中の不純物を吸着し沈殿させる特性があることに気づいたのです。この自然由来の成分を活用し、彼は画期的な水処理剤を開発しました。この技術は、泥水をわずか数分で澄んだ水へと変えることができ、しかも環境や人体に無害。納豆の“ネバネバ”が、世界の水問題を救う鍵となった瞬間でした。

しかし、小田先生の偉業はここで終わりません。彼はこの技術を「BOPビジネス(Base of the Pyramid)」として展開することを決意します。BOPビジネスとは、世界の低所得層(貧困層)を対象に、彼らの生活を改善する製品やサービスを提供することを目的としたビジネスモデルです。ただの慈善活動にとどまらず、持続可能な支援を実現するための枠組みです。

小田先生は、水処理キットを現地に提供するだけでなく、現地の人々自身がキットを使って浄水し、その水を販売できる仕組みを作りました。これにより安全な水を得られるだけでなく、地域に雇用と経済的自立の機会をもたらしたのです。例えば、アフリカやアジアの発展途上国では、この技術により汚れた水が安全な飲料水に生まれ変わり、多くの命が救われています。
さらに、自然災害が発生した際には、日本ポリグルの水処理キットがいち早く被災地に届けられています。

小田先生の功績は国際的にも高く評価され、多くの賞や称賛を受けています。しかし、彼自身は「誰もが安全な水を手にできる世界を作ることが私の使命だ」と語り、決して歩みを止めることはありません。その謙虚さと情熱は、多くの人々にインスピレーションを与えています。

日本ポリグル、小田兼利先生の取り組みは、私たちに重要なメッセージを届けています。それは、「技術と心は共に歩むべきものだ」ということ。納豆のネバネバから生まれた水処理技術が、いまや世界中の命を救い、未来を照らしています。この奇跡の物語は、私たち一人ひとりに「自分に何ができるのか」を問いかけているのです。

 

 日本ポリグル株式会社正規代理店

 OFFICE JIN 代表 藤本良平

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